- イスラムフォーカスで
- イスラーム概論 第2章 【よき品格】より
イスラーム概論より、よき道徳と性質の徳、イスラームで推奨される礼儀作法などについて紹介されている記事です。
- 聖クルアーン最後の10分の1解説 そしてムスリムの人生における重要な諸問題について
クルアーンやその解釈、フィクフの規定、アキーダ、諸々の徳などムスリムの生活にとって必要な重要なものを要約した本です。クルアーンの最後の3つのジュズとその解釈を含み、またタジュウィードの規定、アキーダに関する質問、イスラームにおける信仰の基本、魔法払い、ドゥアー、ズィクル、徳のある行動、礼拝に関することなどに関するムスリムにとって重要な規定について書かれています。
- イスラーム その根本原理
イスラーム その根本原理
- キリスト教における神・・・ 神の性質とは?
キリスト教における神・・・ 神の性質とは?
- イスラームの素顔
イスラームの素顔
- イスラーム概論 第1章 タウヒードとイーマーン
"タウヒードとイーマーンについて
アッラーの唯一性に関する信仰、またはその否定であるシルク、イバーダ、イーマーンについての規定に関する説明"
- 預言者ムハンマド伝
"預言者ムハンマド伝(1-12:預言者ムハンマド以前のアラビア半島の状況
預言者ムハンマド伝(2-12):生誕から成人まで
預言者ムハンマド伝(3-12):啓示の始まり
預言者ムハンマド伝(4-12):マッカでの迫害
預言者ムハンマド伝(5-12):移住の準備
預言者ムハンマド伝(6-12):預言者のヒジュラ移住
預言者ムハンマド伝(7-12):マディーナにおける新たなる局面
預言者ムハンマド伝(8-12):バドルの戦い
預言者ムハンマド伝(9-12):同盟部族の反逆
預言者ムハンマド伝(10-12):フダイビーヤの盟約
預言者ムハンマド伝(11-12):マッカへの帰還
預言者ムハンマド伝(12-12):別れ"
- イスラームにおける 世界の開端と終焉
- イスラームにおける 女性 そしてその一般的な誤解に対しての反論
- 性に関する イスラーム的視点
- イスラーム アキーダとイバーダ
- イスラームの理解
- 40のハディース 黒田壽郞訳
40のハディース 黒田壽郞訳
- イスラーム概説
イスラムフォーカスで
- たびひとつのメッセージ!
たびひとつのメッセージ!
- アッラーとその預言者とは誰か?
アッラーとその預言者ムハンマド、及びその障害に関する簡潔な紹介。
- イスラーム概観
信仰箇条、基幹、礼儀作法などの視点を通しての、イスラームの簡潔な紹介。
- イスラームにおける人権と そこに蔓延する誤解
著者はこの小冊子の中で、ムスリムにとっての2大法源であるクルアーンとスンナに基づき、人権のテーマを論じています。
- イスラームでの 第一歩
イスラームにおける初歩的問題に関して説明する、短い小冊子です。
- イスラームの メッセージ
この小冊子は、全ての預言者がそこへと人々をいざなったイスラームの信仰箇条と、イスラームへの改宗の仕方について説明しています。
- 正しい宗教
- ぼくの・わたしのサラーれいはい
ぼくの・わたしのサラーれいはい
- ぼくの・わたしのウドゥーの本
ぼくの・わたしのウドゥーの本
- ムスリムの砦
"シャイフ・サイード・ブン・アリー・ブン・ワハフ・アル=カハターニーが、ムスリムの日常生活に不可欠なズィクルとドアーの数々をコンパクトにまとめた小冊子です。世界各国の様々な言語に訳され、好評を得ています。
日本語訳に関しては広い購読層を予測し、イスラームに関して全く前知識のない方々にも理解しやすいよう、基本的イスラーム用語にも訳注を施しました。"
- 図解イスラームガイド
このガイドはイスラームとムスリム(イスラーム教徒)を理解することを目的として、多くの専門家や知識人の校閲のもとに編集されました。 簡潔で読みやすい内容となっている一方、様々な情報や参考資料、参考文献一覧、図解などを豊富に盛り込み、科学的情報も満載されています。 本書は英文著書 A Brief Illustrated Guide to Understanding Islamの全訳です。
- イスラームとはなにか?
- イスラムの信念と柱
- イスラームを理解するため
- イスラームと女性
- 創造のアトラス
- ムハンマド (かれの、上に平安あれ)
- 真実の宗教
- 真実の宗教 (v2)
- イスラームの家族生活
- イスラムの政治システム
- 宗教は過去のものか
- イスラームの生き方
- 神の預言者たち
- イスラームの生き方
- 真実の宗教
- 聖書が証す ムハンマド
- アッラーと その預言者とは誰か?
- クルアーンの最後の第十の説明
- 魔法と精神錯乱の治療
魔法は真に存在します。またジンの攻撃による精神的疾患などについても、その実情や予防、治療の仕方などに関して見ていきます。
- シャイターン(悪魔)から身を守るための ドゥアー(祈願)とズィクル(唱念)
シャイターン(悪魔)は現世において、人間の成功を阻み地獄の道連れとすべく様々な手段を用います。ゆえにシャイターンから身を守るために、その目的や性質、手段などを知る必要があります。
- 特別なズィクル(唱念)
様々な状況において勧められている、ズィクル(唱念)の数々をご紹介します。
- いつでも出来るズィクル(唱念)
とくに限られた状況や時間帯に関わらず、いつでも唱えることの出来るズィクル(唱念)の数々をご紹介します。
- 朝夕のズィクル(唱念)
昼と夜の交代する時間帯は、ズィクル(唱念)するべき時間帯です。これらのズィクルの意味をよく噛みしめつつ唱える者は、きっとその昼夜をアッラーのご加護のもとに過ごすことでしょう
- イスラームでは
- イァティカーフ(お篭り)
アッラーの祝福と平安あれ)のスンナ、イァティカーフ(お篭り)を紹介します。
- 任意のサウム
推奨されている、あるいは任意にすることの出来るサウムについても紹介します。
- ウムにおける義務と忌避すべき、あるいは禁止される物事
ウムにおける義務と忌避すべき、あるいは禁止される物事
- サウム(斎戒)2‐サウムにおけるスンナ
ラマダーン月後半に潜む、ライラト・アル=カドゥルについても簡単に紹介します。
- サウムに関する諸規定
サウムに関する諸規定
- サウム(斎戒)の意味とその義務性と徳
サウム(斎戒)の意味とその義務性と徳
- 心の病と健常さの印
本人がそれを自覚しているかどうかは別に、心の病と健常さにはそれぞれ印や兆候があります。
- 停戦条約
停戦条約とはイスラーム法治国家の統治者、あるいはその代理が敵との戦闘を一定期間‐例えその期間が必要ゆえ長引いても‐停止することです。
- ズィンミー(庇護民)の契約
ズィンミーの契約とはジズヤ税を納め、イスラーム法規定を遵守することを条件に、イスラーム法治国家内に居住する非ムスリムのイスラームへの不信仰を認可すること。
- イスラームにおけるジハードの礼節
イスラームにおけるジハードの礼節には以下のようなものがあります:いんちきをしないこと。また女性や子供、年寄りや修行僧などをあやめたりしないこと
- ジハードの種類
ジハードの種類には4つあります。
- ジハードの意味と徳と法的位置づけ
アッラーの道におけるジハードとはアッラーの御顔を求めて、不信仰者との戦いに力を尽くすことです
- 正常な心と病んだ心
"心が正しい状態から逸脱することには、二つの場合が考えられます:つまり一つには乾燥や硬化によって、そうあるべき機能に支障をきたしている場合です。つまり麻痺した手や発声しない舌、臭覚のない鼻や不能な性器、視覚のない眼などと同様の状態です。
そしてもう一つは、これらの動作の完全さと正常さを妨げるような病や害悪の存在です。"
- 諸預言者と使徒の布教原理
アッラーは3つのものをもって諸預言者と使徒を遣わされました:それらはつまり:①アッラーへのいざないと、②アッラーへと至る道の教示、そして③アッラーの御許に還った後の人々の状態の説明です。
- アッラーへといざなうことの義務
布教の努力に関して見てみると、崇高なるアッラーはそれをクルアーンの中で非常に詳しく説明されているのが分かります。クルアーンで諸預言者のイバーダ(崇拝行為)の様式やイブラーヒーム(彼にアッラーからの平安あれ)への祈願、アーダム(彼にアッラーからの平安あれ)のハッジ(大巡礼)の形やダーウード(彼にアッラーからの平安あれ)のサウム(斎戒、いわゆる断食)の方法などが詳細に説明されることはありませんでしたが、イスラームの教えを広めることに関してはとても詳しく述べられているのです。
- アッラーへのいざない
預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)が最良かつ最後の預言者であり使徒であるのですから、その共同体もまた最良かつ最後の共同体であると言えます。それでアッラーはこの共同体に、預言者と使徒の任務を与えられたのです。
- イスラームという教えの普遍性
イスラームは全世界への導きと慈悲であり、アッラーはその恩恵を全ての被造物に授けられました。またアッラーは、あらゆる使徒の長でありかつ最後の預言者であるムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)を遣わされ、その共同体をその教えへのいざないという高貴な行いでもって審判の日まで栄誉づけられたのです。
- 人類の創造に関する英知
アッラーはこの全世界を、かれの全能性と全知性の証しとして創造されました。そして全宇宙のあらゆるものは、偉大かつ荘厳なるアッラーの崇高さを賛美します。人間はこのことを知った時、主のイバーダ(崇拝)へと向かい、またアッラーの求められている物事を実践しようとするのです。
- イスラームという教えの完全性
"イスラームは、アッラーがそれでもって人類に栄誉を授けられたところの完全なる教えです。そしてイスラームによってこそ、現世と来世における人間の幸福が達成されるのです。
偉大かつ荘厳なるアッラーはこの宇宙を創造されました。そして全ての被造物に対し、それに則って動き、またそれによってアッラーのご意志が実現するところの、ある法則を定められました。全てのものには、アッラーのご命令によってのみしか変わることのないある一定の法則が存在するのです。"
- カリフ(地上の後継者)と統治
カリフの擁立はムスリムにとっての義務です。カリフの擁立をもってイスラーム共同体の保護とムスリムの諸事の運営、固定刑の実施と諸権利の履行、イスラーム法の施行と勧善懲悪、そしてイスラームの布教が可能となるのです。
- 起訴と証拠
起訴とは他人が有する何らかの権利が、自らに帰属すると主張することです。
- 裁決の形式
具体的な裁判の進行の様子を説明します。
- 裁決の作法
裁判官は暴虐的であってはなりませんが、不正者につけこまれることのないほどの強さを備えていることがスンナです。また脆弱であってはなりませんが、自らの権利を備える者にとって威圧的ではないほどの柔和さを備えているべきです。
- 裁決の重要性
裁決の主題は生命や財産や尊厳など人々の諸権利において、彼らの間に判決を下すということです。それゆえその重要性は非常なものであると言えます。
- 裁決の徳
裁決はそれを遂行するに足る能力を有し、かつ公正であることの出来る者にとって非常な徳のある行為です。また裁決は人々の間の調停や不正の除去、勧善懲悪や固定刑の実施、諸権利の保護などの分野を取り扱うことからも、アッラーからの報奨が期待される行為の内でも最善のものの1つです。また裁決は預言者たちの任務の1つでもありました。
- 裁決の意味と法的位置づけ
裁決とは、イスラーム法上の見解を明らかにしてその法的強制力を行使し、争いに収拾をつけることです。
- 誓約
誓約とは責任能力のある者が至高のアッラーに対し自発的に、それを示すような言葉を用いて、本来イスラーム法においては義務づけられてはいないような物事を自らに課すことです。
- 宣誓
宣誓とはある特定のことに関し、アッラーの御名かかれの美名、あるいはかれの属性の言及により、誓いを立てた物事を強調することです。
- 棄教
棄教者とはイスラームを受け入れた状態から、自ら望んで不信仰へと戻る者のことです。
- 裁量刑
裁量刑とは、固定刑も報復刑も贖罪も定められてはいない罪に対する、イスラーム法によって具体的な内容が定められてはいないような刑罰のことです。
- 謀叛罪に対する固定刑
定められている義務を拒絶したり、またムスリムの統治者から離反したり、あるいは彼に対する服従を拒んだりするような者は、皆罪深い謀叛者と見なされます。尚ムスリムの謀叛者が不信仰者であるというわけではありません。
- 強盗に対する固定刑
"強盗とは都市部や僻地などの場所を問わず、建物や輸送手段などを狙って武器を装備して襲撃する者たちのことであり、人々の殺害や陵辱や財産の略奪などをその目的とします。また路上や家、車や電車、船や飛行機などで発生するこの類のあらゆる事件は、それが武器や爆発物による脅迫や、建物の破壊や放火、人質などいかなる形であったとしても、強盗と同様の位置づけをされることになります。
そして強盗は凶悪犯罪の1つであり、それゆえにその懲罰も非常に厳しいものとなっているのです。"
- 窃盗に対する固定刑
イスラームは財産の保護を命じ、その権利の侵害を禁じました。ゆえに窃盗は無論のこと、強奪や略奪や横領など他人の財産を不当に入手することは全て禁じられています。
- 飲酒に対する固定刑
"酒類はそれを摂取する者の理性を鈍らせ、その心身や財産、子息や尊厳、個人や社会に対する有害な行為を生じさせます。また高血圧や、本人とその子孫の知的障害や精神障害、そして身体障害や犯罪性などの原因ともなります。
また飲酒は善悪の判断を司る理性を鈍らせる快楽と恍惚感であり、酩酊状態にある者は自分の言っていることも分かりません。このような理由からイスラームは飲酒を禁じ、それを取り扱う者に対しての厳しい懲罰を定めたのです。"
- 根拠のない姦淫の告発に対する固定刑
イスラームは人の尊厳が汚され、貶められることの防止に努めています。そしてそのために、無実な者の尊厳を不当に侵害することを禁じているのです。
- 姦淫罪に対する固定刑
姦淫による被害は、数ある被害の内でも最たるものです。姦淫は子孫の保護や貞操の保持、非合法な物事の防止などといった世界の秩序における福利を損ねます。また姦淫は全ての悪い問題を結集し、しもべにありとあらゆる罪悪への扉を開け放ち、心と精神に病を及ぼし、貧困と悲惨さを引き起こします。また人々はその者を軽蔑して離れ去り、その顔には退廃の印が現れ、彼もまた人々の中で安らぎを感じることが出来なくなるのです。
- 固定刑
犯罪はイスラーム法に沿った固定刑の施行なくしては終わることもなく、また社会がその悪から保護されることもありません。大半の国で施行されている人為的な法律に定められているような罰金刑や拘禁刑は、不正と迷妄、そして悪の助長の他の何物でもありません。
- 致命的ではない傷害の血債
致命的ではない傷害が故意に行われた場合、報復刑が科されます。
- 命に対する血債
血債とは傷害や殺人ゆえに、その被害者あるいは遺族に渡される財産のことです。
- 致命的ではない傷害
致命的ではない傷害とは人体に及ぶあらゆる損傷の内、命自体には影響することのないもののことです。
- 殺人の種類
" 多くの非ムスリム国はいわゆるその先進性と犯罪者への慈悲ゆえに、殺人の刑罰を拘禁刑と定めています。そしてその一方では、命を落とした被害者への慈しみを忘れています。
また彼らを支え、面倒を見てくれる大事な者を失った家族と子供たちへの慈悲を、そして犯罪者によって生命や尊厳や財産を脅かされている人類への慈悲を忘れています。
こうして悪がはびこり、殺人は増加し、犯罪は多様化するのです。"
- 傷害
報復刑の実施には殺人や権利の侵害を未然に防ぎ、社会と共同体の生命を保護し、無駄な流血をなくす効果があります。またそれによって被害者の一家の癒しと、公正と平和の実現がもたらされ、無辜の命が奪われたり、国を恐怖が支配したり、未亡人や孤児が増加したりするのを防ぐことが出来ます。
- 女性の相続
イスラームは女性を貴い存在とし、遺産相続においてその状況に応じたものを与えました。
- 非ムスリムの相続
非ムスリムの相続における諸規定をご紹介します。
- 殺人者の相続
殺人者の相続における諸規定をご紹介します。
- 溺死者や建物崩壊などによる死者の相続
ここでは溺死や焼死、または殺人や建物の崩壊によって死んだ者や、車両や飛行機や列車などの交通事故によって死亡した者など、広い意味での事故によって他界した者の相続について取り上げます。
- 行方不明者の相続
行方不明者の相続における諸規定をご紹介します。
- 両性具有者の相続
両性具有者の相続における諸規定をご紹介します。
- 胎児の相続
胎児は被相続人の死の際に‐例え受精卵の形であったとしても‐胎内に存在していれば、誕生して産声を上げ始めた時点で相続する権利を得ます。
- 相続権を有しない親戚の相続
ズー・アル=アルハームとは固定相続か変動相続かに関わらず、故人を相続する関係にはないような親戚のことです。
- 遺産の残余分の返還
遺産の残余分の返還とは、相続の事例において余った遺産の残余分を、それに値する固定相続人に返還することを指します。
- 基準分割数における相続人の超過
相続の事例における「超過」とは、相続人の取り分の合計が事例の基準分割数に比して多過ぎることを指します。
- 遺産の分配
遺産の具体的な分配法についてご紹介します。
- 事例の基準分割
事例の基準分割とは、相続分の分割が相続人に端数なしで分配されるべく、相続分の分割率において最小公倍数を求めることです。
- 相続の遮蔽
相続の遮蔽は、遺産相続学の中でも最も重要かつ大きな位置を占める題目の1つです。これについてよく知らないと、相続権を有する者から遺産を阻んだり、あるいはその権利もない者に遺産を分配してしまうこともあり得ます。
- 変動相続
息子や兄弟などの不規則な形で相続する変動相続人の諸規定について、見て行きましょう。
- 固定相続
両親、娘、配偶者などの固定相続人の相続の仕方について、具体的な例を挙げつつ見て行きましょう。
- 遺産相続
遺産相続学は、数ある学問の中でもその重要性と地位が最も高く、かつその学習によって偉大な報奨を約束されている学問の1つです。また財産とその分配は人の欲が絡む分野であり、かつ遺産相続人は大概男女、年長者と年少者、弱者と強者などから混成されていることから、そこにおいて勝手な個人的意見や欲望が幅を利かせないためにも、偉大かつ荘厳なるアッラーが直々にその分割を請け負われたのです。
- 狩猟
狩猟とは相応の道具を用いて、誰の所有物でもなく、また誰にも捕まえられていない合法な野生動物を意図しつつ仕留めることです。
- 屠殺
屠殺とは食用可能な陸上生物を、頚動脈と頚静脈の両方、あるいはその一方を含む喉と食道を切断することにより屠ること、あるいは逃走中の動物のように取り押さえて屠殺するのが不可能なものを、殺害することです。
- 飲食
偉大かつ荘厳なるアッラーは、心身に有益な全ての飲食物や衣服類などを合法化されると共に、全ての有害な物、及び益よりも害の方が多いような物を、私たちに禁じられました。
- 生活費の負担
生活費の負担とは自分がそれを請け負う者に対して、衣食住などに関する十分な物資の提供をすることです。
- 養育
養育とは、年少者や精神発達障害者が独り立ち出来るようにまるまで諸々の害悪から守り、教育し、その福利のために物事を運営・監督することです。
- 授乳
歳以下の幼児を5回授乳すれば、マハラムとなります。そしてその幼児は彼女とその夫の授乳上の息子あるいは娘となり、授乳した妻やその夫のマハラムは彼にも禁じられ、同様に彼らの実の息子や娘は彼あるいは彼女にとっての授乳上の兄弟姉妹となります。
- イッダ(待婚期間)
イッダとは夫に先立たれたり、あるいは夫と別れたりした女性が結婚出来る状態になるまで待機する期間のことです。
- リアーン(姦淫の告発とその否認)
夫が妻の姦淫の現場を目撃しても他の証人がいないような場合、あるいは彼女の姦淫を告発しても彼女がそれを否認した場合、彼女のそのような行いによって夫の尊厳や権利が損ねられたり、あるいは妻が他人の子供を孕んでしまったりしないよう、偉大かつ荘厳なるアッラーはリアーンを定められました。
- ズィハール
"イスラーム以前の無明時代には、夫があることを理由に妻に腹を立てた場合、彼女に「あなたは私にとって私の母の背中のようだ」などと言って離婚してしまう習慣がありました。
イスラームは女性をこのような恥辱から救い、ズィハールの表現上の錯誤と罪悪性を高らかに謳ったのです。"
- 性交放棄の誓い
性交放棄の誓いとは、性交を営む能力のある夫が偉大かつ荘厳なるアッラーの御名、またはその美名、あるいはその属性において妻との正常な性交の無期限、あるいは4ヶ月以上の放棄を誓うことです。
- 償還離婚
夫婦間の愛情が消滅して憎悪や嫌悪間に取って代わったり、または妻が夫婦関係において問題を見出したり、あるいは夫婦のいずれか、あるいは両者の落ち度が明らかになったりしたような場合に、偉大かつ荘厳なるアッラーはその解決策‐夫であれば離婚、妻であれば償還離婚‐をご用意なさいました。償還離婚とは、妻がその夫に彼らから受領したマハル(贈与財)やその一部、あるいはそれよりも多額の物を支払って、彼と離婚することです。
- 復縁
離婚は一時的な怒りや衝動によって、その結末やそこから生じる弊害などに関する熟慮や慎重さを欠いた状態で起こってしまう可能性もあります。このような中至高のアッラーは離婚と同様に夫側にだけ認められる権利の1つとして、夫婦生活のやり直しをする機会を与えて下さったのです。
- 暫定離婚と完全離婚
離婚にはイスラーム法に則ったスンナの離婚と、それに反するビドゥアの離婚があります。
- スンナの離婚とビドゥアの離婚
離婚にはイスラーム法に則ったスンナの離婚と、それに反するビドゥアの離婚があります。
- 離婚
婚姻は、夫婦の愛情を基礎とする安定した夫婦生活の構築や子孫の繁栄のため、また人間に備わる自然な本能が満たされ、かつ夫婦が互いに慎ましくあるために定められました。ゆえにこれらの福利の達成に支障が生じたり、また夫婦の一方の好ましくない人格ゆえに本来の婚姻の目的が喪失してしまったり、あるいは夫婦間の性格の不一致や夫婦関係の悪化など夫婦関係の続行が困難になるような恒常的断絶に至る諸問題が発生した場合、離婚という問題の解消法に依拠することになります。
- 妻の不従順とその改善法
イスラームで禁じられない範囲において、妻は夫に従います。しかし妻が夫に対して不従順である場合、どのような手段を講じるべきかをここでは見て行きます。
- 夫婦の権利と義務
婚姻には夫婦間の礼儀作法と義務があります。それは幸福と生活の安定、そして家庭の健全さの達成のために、夫婦が互いに相手の権利を遵守し、また自らの義務を全うすることです。
- 婚宴
ムスリム男性にとって婚宴を開くのは義務です。そのマナーや招待と参加、時期などについて見ていきましょう。
- マハル(贈与財)
ムスリム男性は婚姻の際、妻となる女性にマハルと呼ばれる贈り物をします。ここではその意味や法的位置づけ、種類や時期などについて見ていきましょう。
- 非ムスリム間の婚姻
ここでは、イスラーム法治社会やイスラーム法治国家内に居住する非ムスリムの夫婦関係について見ていきましょう。
- 婚姻において考慮される身体的欠陥
婚姻後に起こる問題の1つに、婚姻前には明かさなかった身体的欠陥や病気の問題があります。ここではそれについて見ていきましょう。
- 婚姻に関しての条件
婚姻にはさまざまな条件をつけることが可能ですが、ここではその正しい条件と誤った条件について見ていきましょう。
- 婚姻において禁じられた物事
イスラームにおいては、血縁関係や親族関係、授乳による親族関係などにおいて婚姻が禁じられる場合があります。
- 婚姻
"イスラーム法における婚姻は、男女を互いの満足と、提示と受諾、喜びと愛情に基づいて高貴な形で結びつけるものです。
しかし残念ながら、日本で年々増加する外国人ムスリムと日本人の結婚によって発生する家庭内問題が絶えません。これはひとえにイスラームにおける本来の結婚観や手続き、相手の選び方、また夫婦の権利と義務などにおける無知、そして信仰心の欠如に因を帰しているに違いありません。
ここでは本来のイスラームにおける婚姻の理解と徳、その法的手続きや婚姻の方法、またよい結婚相手の選び方などについて見て行きましょう。実によき伴侶はアッラーの偉大な恩恵の1つであり、また現世と来世における幸福へと導いてくれる大きな要素の1つでもあるのです。"
- 奴隷の解放
奴隷はイスラームが到来する前の昔から既に存在していましたが、それを除去するための多くの扉を開いたのがイスラームです。そしてイスラームは、彼らを屈辱的な隷属状態から解放するための多くの機会を提供しています。
- 遺言
現世は来世での収穫に結びつく耕作の場ですが、ムスリムはそこを去る前に、遺言をもってその財産の一部を貧者や困窮者を益し、かつ死後に至っても自分に報奨をもたらすような慈善行為に充てることを命じることが出来ます。
- 贈与とサダカ(施し)
贈与もサダカもイスラームが奨励し、推奨しているところのものです。そこには人々の心の結合や愛情の育成と共に、吝嗇さや貪欲さなどの卑しい性質から自らの心を清めてくれる効果があります。そしてそれをもって至高のアッラーの御顔を望む者に対して、かれは偉大な報奨をご用意されるのです。
- ワクフ(継続的サダカ)
ワクフとは偉大かつ荘厳なるアッラーからの報奨を望みつつ、何らかの財産を基金とし、その利益のみを慈善として施すことです。
- 拾得物と身元不明の子供
"拾得物とは所有主が紛失した何らかの財産、あるいはある者が特別な権威を有する物で、かつ他人がそれを拾得したところの物です。
身元不明の子供とは、その血筋も、誰に帰されるのかも不明であるような、置き去られた、あるいは道に迷った子供のことです。"
- 報酬
報酬とは壁の建築や行方不明者の捜索など、特定のあるいは非特定の合法的行為を請け負う者に対し、特定の財産をその見返りとして与えることです。
- 非所有地の活性化
非所有地とは所有者がなく、いかなる特定化や保護的所有からも免れているような土地のことです。
- 預託
"人は、自分の財産を自分で保管出来ないような状況に陥ることがあります。それは保管場所の不在であったり、あるいは能力上の問題であったりするかもしれません。そしてそのような時、自分の財産を預かってくれる人を見出すことがあるかもしれません。
このような中イスラームは財産の保管、そしてそれを預かる者の報奨の獲得、という2つの利点から預託を合法化したのです。
預託を請け負う者には、多大な報奨があるでしょう。アッラーは兄弟を援助する者を援助されるのですから。"
- 先買権と執り成し
"先買権は、イスラームの美点の1つです。
この権利は、以前自分と共同所有していた物の一部が自分の敵の手に渡ったり、あるいは悪質な者の手に渡ったりして、その結果憎しみ合いが発生したり、隣人が迷惑を被ったりするといった害悪を予防するために定められました。先買権の制定には、害悪や迷惑などを防ぐ力があります。"
- 横領
いかなる形であれ、横領は非合法です。何者も他人の所有物を勝手に取ることは許されません。ここでは横領についての様々な法規定を見ていきましょう。
- 借用
"人は何かを所有する能力がなくても、あるいはそれを賃借する財産を有していなくても、何らかの物を利用することを必要とすることがあります。
このような中、イスラームはそのような状況にある人々の需要に応えるべく借用の法規定を定めました。そして貸す者は自らの所有物を他人に贈与することなく、単にその利用を許可するだけで、アッラーからの報奨を得ることが出来るのです。"
- 競技
"競技や競争の合法性は、イスラームの長所の1つです。
それらによって攻撃や撤退などにおける軍事的な訓練や順応性、身体の強化、忍耐力や耐久性を培うことが出来ますし、また至高のアッラーの道における奮闘に際しての身体的準備にもなり得るからです。"
- 賃貸
- 果樹と農作物の委託栽培
果樹と農作物の委託栽培
- 協業
- 委任
- 禁治産
- 調停
- 債務の移転
- 保障と身元保障
- 抵当
- 貸与
- 朗誦のサジダ(跪拝)と感謝のサジダ
ムスリムがサジダ(跪拝)するのは、サラー(礼拝)の時だけではありません。クルアーンのある箇所を耳にした時や読んだ時、あるいは何か感謝すべきことが起こったときなどにもサジダすることが推奨されています。ここではそういった場合におけるサジダの形や方法について見ていきます。
- リバー
ここではイスラームで厳しく禁じられているリバーについて、その意味、法的位置づけ、種類などをご説明します。
- 前金払いによる取引
前金払いとは、契約の場で商品の代金を手渡し、具体的に性質を定めた商品の譲渡を遅延する契約のことです。その法的位置づけや条件などについて見て行きましょう。
- 契約解除の権利
売買取引における契約解除の権利は、イスラームの大きな特質の1つです。売買取引においては熟考や十分な用心、価格の考慮などを忘れて無計画に契約を結んでしまい、その結果契約者の両方あるいは片方が後悔してしまう、といったことが往々にして起こり得ます。そのような中でイスラームは契約解除の権利という熟考の機会を設け、契約続行と契約破棄という契約者にとっていずれか都合の良い方を選択することが出来るようにしたのです。ここではその詳しい形式や状況についてご説明します。
- 売買取引
イスラームは、人々がアッラーとそのしもべに対する諸々の義務を果たし、かつ平安と公正、慈悲の中で同胞として暮らすことが出来るように、売買の契約や婚姻、遺産相続や刑罰といった被造物の間のムアーマラートを定めました。ここでは売買取引の様々な形式や有効な取引となるための条件、またそこにおいて禁じられた物事などをご説明します。また生活の糧が豊かなものとなる諸要因についても、別枠を設けてご紹介します。
- 任意のサダカ(施し)
ムスリムには法的義務としてのザカー(浄財)の他にも、任意の施しであるサダカが定められています。ここではその法的位置づけや徳、施す際に注意しなければならないマナーなどについても見て行きます。
- ザカー(浄財)の使い道
ここでは、集めたザカー(浄財)を受給する資格のある者について説明します。
- ザカー(浄財)の支払い方
ザカー(浄財)の支払い方や礼儀作法、またそれを行わないことの危険性などについて、簡単にご説明します。
- 斎戒明けのザカー(浄財)
ラマダーン月明けに定められたザカー(浄財)について、簡単に見て行きます。
- 商品のザカー(浄財)
不動産や飲食品や動物など、商売目的の物は全て一定の額に達すれば、ザカーの対象となります。ここではその具体的な計算の仕方について簡単にご説明します。
- 大地から産出される物のザカー(浄財)
穀物、果実、鉱物などは一定の量に達すれば、ザカーの対象となります。ここではその具体的な計算の仕方について簡単にご説明します。
- 家畜のザカー(浄財)
放牧して育てたある種の家畜は一定の数に達すれば、ザカーの対象となります。ここではその具体的な計算の仕方について簡単にご説明します。
- 金銀のザカー(浄財)
金銀、及びそれに準じる貨幣は一定の量や額に達すれば、ザカーの対象となります。ここではその具体的な計算の仕方について簡単にご説明します。
- ザカー(浄財)の意味とそこに潜む英知
ザカーの目的は財を集め、それを貧者などに分配するだけではありません。むしろその第一の目的は人間が財よりも高きに達し、そのしもべではなく主となることです。ザカーはその拠出者と受給者が清められ、浄化されるようにという意味から定められたのです。ここではその法的位置づけや徳、またその条件やいくつかの法規定について見て行きましょう。
- 墓地の訪問
墓地の訪問に関し、その法的位置づけや徳、及び注意すべき事項などについてご説明します。
- 弔意
イスラームの教えに則った弔意の仕方を簡単に見ていきます。
- 遺体の運搬と埋葬
遺体の運搬と埋葬、そして墓の形式に関する諸規定についてご説明します。
- 葬儀のサラー(礼拝)
故人はその体を洗浄されて死に装束に包まれた後、ムスリムによって特別なサラー(礼拝)を捧げられます。そして葬儀に参加し、その埋葬を見送ることには沢山の利益と報奨があるのです。ここではその法的位置づけや徳、その形式やそれに関連するいくつかの法的見解などを見て行きましょう。
- 死に装束
故人はその体を洗浄された後、他の諸々の宗教がそうするのと同様に特別な死に装束に包まれます。その形や方法について簡単にご説明しましょう。
- 遺体の洗浄
死人がまず施されるのは全身の洗浄です。その方法やいくつかの法規定について見て行きましょう。
- 死とそれに関する諸規定
人間はいかに長生きしたとしても、いつかは死を迎えます。そして「耕作の場」から「収穫の場」へと舞台を変えるのです。ここではイスラームの死に対する理解、世界観、死に対する準備、病人や死人に対する義務や権利などを大まかに見ていきましょう。
- 犠牲とアキーカ
巡礼と犠牲は切っても切れない関係にあります。ここでは巡礼の際のそれに留まらず、一般的な犠牲に関する諸規定をご紹介していきましょう。
- 預言者モスクの訪問
巡礼者は大概マディーナの預言者モスクも訪問するものですが、訪問に関しての簡単な規定などを見ていきます。
- ハッジとウムラに関する法的見解
巡礼では様々なアクシデントや、疑問に遭遇しますが、そのような場合の法的見解の一部をご紹介します。また預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)が行った、生涯一度きりのハッジの様子もご覧下さい。
- ハッジの形
大巡礼ハッジの行い方について詳しく見ていきましょう。
- ウムラの形
小巡礼ウムラの行い方について詳しく見ていきましょう。
- ウムラの意味とその法的位置づけ
ウムラに関して簡単にご説明します。
- 巡礼の形式の種類
ハッジには3通りのやり方がありますが、それをご紹介します。
- 贖罪
巡礼者もまた、諸々の罪ややむをえない違反などの出来事から免れません。ここでは、そのような場合に課せられるペナルティとしての贖罪について見ていきます。
- イフラーム
巡礼者は巡礼を開始するにあたって、イフラームという特別な状態に入ります。それに伴う様々な法的規定、その方法、また巡礼者が常に念唱し続ける「タルビヤ」の意味などを見ていきます。
- ミーカート
巡礼をするには欠かせないミーカートの知識について、簡単にご紹介します。
- ハッジの意味とその法的位置づけ、及びその徳
イスラームにおける義務の1つであるハッジについて、その意味や徳、法的位置づけについて簡単にご紹介します。
- サラー(礼拝)が禁じられる時間帯
サラー(礼拝)には義務のものや任意のものがありますが、その一方でサラーをしてはいけないある時間帯があります。その時間帯について学びましょう。
- 任意のサラー
ムスリムは任意のイバーダ(崇拝行為)によって、アッラーのご寵愛を勝ち得ます。ここでは様々な種類の任意のサラー‐アッ=スナン・アル=ラワーティブ、タハッジュド、ウィトル、タラーウィーフ、2つのイードのサラー、日・月蝕のサラー、雨乞いのサラー、ドゥハーのサラー、イスティハーラのサラー‐について見ていきましょう。
- 金曜礼拝
金曜礼拝についての様々な徳やスンナ、法規定などについてご紹介します。
- 特別な状況下のサラー(礼拝)
ここで取り上げる特別な状況下にある者とは:①病人、②旅行者、③通常の形のサラーを行うことの出来ないような危険に晒されている者、のことです。慈悲深いアッラーはこの類の者たちにサラーの報奨を禁じられることもなく、またその困難を取り除いて物事を容易になされました。そして彼らがスンナで示された形に則って、可能な範囲内でサラーを行うように命じられたのです。
- イマームに関する諸規定
サラー(礼拝)を率いるのがイマームです。ここでは誰がそれに適切か、またはいかに彼に追従するか、などといったことを含め、イマームに関する諸々の法規定を見ていきます。
- サラート・アル=ジャマーア(集団礼拝)
サラート・アル=ジャマーア(集団礼拝)はイスラームの数ある特色の内の1つです。ここではその法的位置づけや徳、様々な法的見解についてご紹介していきます。
- 不注意によるサジダ
サラー(礼拝)において余計な付け足しや欠損、あるいは疑念が発生した時、不注意のサジダが義務付けられます。その形や方法などについてご説明しましょう。
- サラー(礼拝)におけるスンナ
サラー(礼拝)には、スンナと見なされるいくつかの言動があります。それを行えば報奨を得ますが、放棄しても罰せられることはありません。
- サラー(礼拝)における義務行為
サラー(礼拝)には、それをやり逃せば場合によってはサラーが無効となってしまういくつかの義務行為が含まれています。ここではそれをご紹介しましょう。
- サラー(礼拝)の諸基幹
サラー(礼拝)には、欠かすことの出来ないいくつかの基幹があります。それをご紹介しましょう。
- サラー(礼拝)に関する法規定
サラー(礼拝)中に厭われる行いや許される行い、サラーをしている者の前を通ることや、サラー中のよそ見などについての法的見解を見ていきます。
- 5つの義務のサラー(礼拝)の後のズィクル(念唱
サラー(礼拝)を終えた後はすぐに立ち去ったりせず、引き続きアッラーをズィクル(念唱、想起)するのがスンナです。ここでは預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)から伝えられるズィクルについて紹介します。
- サラー(礼拝)の形
サラー(礼拝)は様々な言葉や動作から成立しています。ここでは預言者(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)のやり方に則ったサラーの仕方を、細かく見ていきます。
- サラー(礼拝)の諸条件
サラー(礼拝)を正しい形で行うには、いくつかの条件を満たしていなければなりません。ここではその諸条件の他、やり損ねたサラーのやり直し方などについても簡単に見ていきます
- つの義務のサラーの規定時間
ムスリムは毎日5回のサラー(礼拝)を義務付けられています。その時間帯について簡単にご紹介しましょう。
- アザーンとイカーマ
現世と来世における成功の鍵であるサラー(礼拝)へと呼びかけるアザーンとイカーマは、ムスリムでなくともその美しさに耳を澄ませたことがあるかもしれません。ここではアザーンとイカーマに関して紹介していきます。
- サラーの意味とその地位と徳
イスラームにおいて、シャハーダに次ぐ重要な基幹を成しているサラー(礼拝)について様々な側面から見ていきます。
- 月経と産後の出血
女性特有の問題である月経と産後の出血などを、タハーラ(清浄)の観点から取り上げていきます。
- タヤンムム
ムスリムは水が見つからない、あるいは使えない状況でどうやって身を清めるのでしょうか?ここではタヤンムムについてご紹介しましょう。
- グスル
ウドゥーは小さな穢れを清めますが、大きな穢れはグスルでもって清めます。ここではグスルについてご紹介しましょう。
- ウドゥーを無効にする事柄
ウドゥーを無効化するある種の物事について見ていきましょう。
- (ウドゥーの際に)靴下の上を撫でるだけで済ませること
ある特定の条件下、ムスリムはウドゥーの際に水による足の洗浄を省き、靴下の上を撫でるだけで済ませることが出来ます。その詳細についてご紹介しましょう。
- ウドゥー
ムスリムが毎日何度も行うことになる水による体の清浄、つまりウドゥーについて詳しく見ていきます。
- フィトゥラ(人の自然の天性にそぐう)のスンナ
イスラームは内面的にも外面的にも、人間の生まれつきの天性に適合する教えです。ここでは人間の外面的な面に関し、イスラームが勧める様々な作法を紹介します。
- イスティンジャーとイスティジュマール
イスラームは用便に関しても、事細かな作法を定めています。その1つが用便後の身の清め方であるイスティンジャーとイスティジュマールです。
- タハーラ(清浄)
イスラームは清浄さを尊ぶ宗教ですが、ここではイスラームにおける心身の清浄さの概念、及び身を清めることの出来る水の種類、不浄性などについて簡単にご紹介します。
- 預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)のドゥアーから
預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)が用いていたドゥアー(祈願)の言葉の数々をご紹介します。
- 聖クルアーンの中のドゥアー
聖クルアーンの中に出現するドゥアー(祈願)の数々をご紹介します。
- ドゥアーの種類と徳、その実現の諸要素
ドゥアー(祈願)は、イバーダ(崇拝行為)の要と言われます。その種類や徳、礼儀作法を始め、ドゥアーの実現やそれを妨害する諸要素などについても簡単に紹介していきます。
- アインの魔除け
人に様々な災いを与えるアインについて、その実情や予防、治療の仕方などに関して見ていきます。
- ズィクル(唱念) - ズィクル(唱念)の徳
ムスリムは、常々アッラーをズィクル(唱念)することが求められています。そしてズィクルとは最も容易く、それでいて最も偉大なイバーダ(崇拝行為)の1つなのです。ここではズィクルの様々な徳について見ていきましょう。
- 礼儀作法 - 衣服の礼儀作法
イスラームでは、衣類や装飾品、靴などに関しても詳細な礼儀作法や規定を定めていますが、それは人間の現世と来世における福利ゆえに他なりません。日本社会でも周りをよく観察してみれば、服装の乱れゆえに起こっている様々な問題を発見できるのではないでしょうか?
- 礼儀作法 - 病人のお見舞いに関する礼儀作法
イスラームでは、病人を見舞うことや葬儀に参列することに、非常な徳を置いており、またそこにおける礼儀作法や言葉に関しても細かく膨大な礼儀作法や法規定を有しています。ここではその内の一部についてご紹介しましょう。
- 礼儀作法 - くしゃみの礼儀作法
イスラームでは、何とくしゃみ1つにも様々な礼儀作法があり、それらは他の諸礼儀作法と同様に、全て宗教と関連しているのです。人間が考え出した、単なるマナーとは一線を画しています。
- 礼儀作法 - 失礼を請うことの礼儀作法
イスラームは元来礼儀作法に細かくこだわった教えですが、ここでは他人の家を訪問する時や、あるいは失礼を請う時の諸礼儀を見て行きます。
- 礼儀作法 - 夢の礼儀作法
夢に関するイスラームの諸作法をご紹介します。
- 礼儀作法 - 睡眠と起床の礼儀作法
睡眠と起床に関しても、イスラームにおける優れた作法の数々をお目にかかることが出来るでしょう。
- 礼儀作法 - 旅行における礼儀作法
イスラームにおける旅行の諸作法や諸規定、またそこにおける様々な祈願の言葉などについて説明します。
- 礼儀作法 - 路上と市場での礼儀作法
イスラームにおける路上と市場での礼儀作法、及びそれに関連し、売買や取引に関する諸作法についても簡単に見て行きましょう。
- 礼儀作法 - 飲食の礼儀作法
イスラームは、人間の現世と来世における全ての事象において、仔細にわたって正しい指針を与える包括的教えです。イスラームは何と、飲食の仕方においても非常に事細かな指導を与えているのですが、それについて少し紹介しましょう。
- 礼儀作法 - 挨拶の礼儀作法
イスラームにおける、挨拶の様々な礼儀作法について紹介します。
- 道徳とよき性質
イスラームの預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はムスリムにとって全ての面における模範ですが、彼の道徳と礼儀作法はその1つです。様々な点で誤解を受けている預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の真の人間像を、簡潔に紹介していきます。
- 諸々の徳 - 預言者ムハンマド(彼にアッラーの祝福と平安あれ)の教友たちの徳
預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の存命中とその死後において、イスラーム布教において援助することに尽力した教友たちの徳を簡潔に見て行きます。
- 諸々の徳 - 預言者ムハンマド(彼にアッラーの祝福と平安あれ)の徳
イスラームの、そして全ての天啓宗教の最後の預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の備える徳の数々を見て行きます
- 諸々の徳 - クルアーンの徳
イスラーム信仰の源泉であるクルアーンにまつわる、様々な徳を簡潔に説明します
- 諸々の徳 ‐よき品格の徳
イスラームにおける人間のあるべき品格、性格、姿勢といったものを紹介します。
- 諸々の徳 ‐親交の徳
親孝行、家族や親類縁者、隣人とのよき関係や恵まれない者への慈しみの念など、イスラームの教えるよい人間関係のあり方を見て行きます。
- 諸々の徳 - ムアーマラートの徳
ここでは人間同士の関係における様々な徳を見ていきます。
- 諸々の徳 - イバーダートの徳
サラー(礼拝)、ザカー(浄財)、サウム(斎戒)などのイバーダートにおける様々な徳について説明していきます
- 諸々の徳 - イーマーンの徳
意図の正しさ、善行を欲する心、イーマーンの徳などについて紹介します。
- 知識の書 - 知識探求者の諸作法
知識の徳、それを学び教えることの徳、及びそれを伝達することの義務やそれを隠蔽することの罪などを紹介していきます。
- イフサーン
イスラームには3つの段階がありますが、その中でも最高位に属するイフサーンについて紹介します。
- イーマーンの基幹 - ⑥定命への信仰‐
信仰の6柱の中でも非常に重要な基幹である定命への信仰に関連して、信仰すべき4つのポイントを軸にして見ていきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐15地獄の民の様子から
最後の日への信仰に関連し、永劫の来世の行き先の1つである地獄で罰される人々の悲惨な状態を描写していきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐14地獄の業火で罰される人々の様子
最後の日への信仰に関連し、永劫の来世の行き先の1つである地獄で罰される人々の種類、及びそこで繰り広げられる互いの責任のなすりつけや口喧嘩など、凄まじい地獄絵図を描写していきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐13地獄の様子
最後の日への信仰に関連し、永劫の来世の行き先の1つである地獄の様子を簡潔に描写していきます。
- 天国の様子 - 天国の享楽
最後の日への信仰に関連し、永劫の来世の行き先の1つである天国の様子を簡潔に描写していきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐10(とりなし)
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰に関連して、来世におけるとりなしと預言者ムハンマド(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)特有のとりなし、その特徴や諸条件などについて見ていきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐9(スィラート:地獄の架け橋)
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰に関連して、地獄の架け橋とそこを渡る人々の特徴や光景などについて見ていきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐8(預言者たちの水辺)
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰に関連して、来世における預言者ムハンマド(彼にアッラーからの平安と祝福あれ)の水辺や、その特徴などについて見ていきます。
- 審判の日の裁定 - 清算と秤
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰に関連して、清算と秤とは一体いかなるものか、また来世において人は何を問われるのか、その他来世における不信仰者の善行の行方などについて見ていきます。
- 審判の日の恐ろしい出来事の数々
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰に関連して、審判の日にはこの世にどのような恐ろしい出来事が起きるのか、見ていきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐4(復活と召集)
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰に関連して、復活と召集についてその光景などを見て行きます。
- 角笛への吹き込み - 復活と召集
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰に関連して、角笛への吹き込みを説明します。
- 審判の日の諸予兆
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰について、その諸予兆という側面から紹介していきます。
- イーマーンの基幹 - ⑤最後の日への信仰‐1
信仰の6柱の1つである最後の日への信仰についてのあらまし、死後墓の中で受ける試練や享楽、懲罰について見て行きます。
- アッラーの使徒ムハンマド(イーマーンの諸基幹)
アッラーからの最後の預言者ムハンマド(彼にアッラーの平安と祝福あれ)とその啓示が下った経緯、彼の家族やサハーバ(教友たち)などを簡潔に説明します。
- イーマーンの基幹 - ④諸使徒への信仰
イーマーンの6つの基幹の内の1つ、諸使徒への信仰について簡潔に説明します。
- イーマーンの基幹 - ③諸啓典への信仰
イスラームの信仰の6柱の1つである諸啓典への信仰を、簡潔に説明します。
- イーマーンの基幹 - ②諸天使への信仰
イスラームの信仰の6柱の内の1つ、諸天使への信仰を簡潔に説明します。
- イーマーンの増大 - アッラーがイーマーンに対して約束されたこと
イスラームという宗教の基礎は偉大かつ荘厳なるアッラーを信仰(イーマーン)することですが、このイーマーンは増加減少し、かつ各人はそのレベルにおいて様々に異なります。どのようにしてイーマーンを増大化させていくか、そしてアッラーはこのイーマーンに対してどういった報奨をお与えになるのか、といったことを見ていきます。
- イーマーンの基幹 - ①アッラーへの信仰
イーマーンの基幹は6つありますが、その内の要である「アッラーへの信仰」に関して4つの観点から簡潔に説明します。
- アッラーの美名
- イーマーンとその諸特質
イーマーンとは何かを、その様々な段階を含めて簡潔に見ていきます。
- イスラームとその基幹
人類の現世と来世における真の幸福というものは、イスラームなしには達成されません。そして人間のイスラームに対する必要性は、食べ物や飲み物、空気に対する必要性よりも重要なものなのです。そのイスラームの意味、及びその段階について簡潔に説明します。
- シルク(アッラーの唯一性に関する信仰)
イスラームの根本教義とは、シルクを否定することです。シルクは、タウヒード信仰(アッラーの唯一性信仰)と真っ向から対立する要素であり、全ての天啓宗教はタウヒードを命じ、シルクを禁じるためにアッラーの御許から下されました。ここではシルクの詳細について見ていきます。
- イバーダ(崇拝行為)
イバーダ(崇拝行為)に真に値するのはアッラーのみです。「イバーダ(崇拝行為)」という言葉は、次に示す2つのことに関して用いられます
- タウヒード(アッラーの唯一性に関する信仰)
アッラーが、かれのルブービーヤとウルーヒーヤそしてかれの美名と属性において唯一無二であるということを確信することです。
- イスラームの美徳
多くの宗教がありますが,ムスリムはどうしてイスラームが真実であると考えるのですか。事実に基づいた根拠があるのですか。